アオリイカ

ゴールデンウィークの釣り第2弾!釣ったアオリイカはどうするのか、初心者の素朴な疑問に答えます!

ゴルデンウィークも後半に入ったところで、2回目のアオリイカのヤエン釣りに行ってきました!

前回の記事では、大型のアオリイカを釣った実録、連休で混雑する釣場での人混みの避け方、釣りに影響する情報アプリの参考の仕方などを紹介しましたが、

今回の記事では、ゴールデンウィーク2回目の釣り結果と更に、釣った後のアオリイカをどうしているかを紹介します。

ゴールデンウィークは大型アオリイカ釣りを楽しむ!人込みを避ける釣行計画とは?ゴールデンウィークがやってきました! 私はここ数年、家から1時間ほどで行ける釣場で、イカとの駆け引きがスリリングなヤエン釣りをすること...

ゴールデンウィーク2回目の釣り計画と誤算

ゴールデンウィークは沢山の釣人で釣場が混雑することを考え、

  • アオリイカがよく釣れる時間帯である日出前から釣りをしていた釣人が帰る昼前頃、釣場に到着する。
  • 取り敢えず空いている釣り場所で竿を出して釣りを始める。
  • 釣りを終えて帰る釣人の様子をみながら、釣り場所をより良い場所へ移動する。
  • 日没前後のよく釣れる時間帯には、自分が狙った釣り場所に移動している。

という事を前回の記事で紹介しました。今回も同様の考えで釣場へ行きましたがここで少し誤算がありました。

その誤算とは、

  • 以前とは違い、他県からの釣人は帰らないで頑張る人が増えた。
  • 他県からの釣人が増えすぎて、地元の釣人がほぼ締め出されているため上述の行動パターンの予測に合わなかった。
  • 小さなお子様を連れた家族釣りを楽しむ人が増えた。

以前はこの釣場も本格的に釣りを楽しむ人にしか知られていない釣場だったのですが、最近の情報の発達で釣場の様子も大きく変わってきているようです。

釣場到着時の防波堤の様子。人も多いがその倍の数の竿が出ているため入り込めない。堤防先端の人はテントを張っている。

上の写真のようにテントまで準備して釣っているということは”釣り場所を譲る気が全く無い”という意志の現れですね(笑)

防波堤にテントを張ることについて賛否はあるでしょうが、私はマナー違反よりひどいルール違反のような気がします。本来、防波堤は漁師さんの仕事場の施設。私達はここで釣りをやらせて頂いています

足場の狭い防波堤では足元を常に整理し、つまづいて落水するような不慮の事故を防止するようにするのがマナーです。そこにテントを張るのは危険だという発想がないのでしょうね。

遠くからはるばる釣りに来て気合が入っているのは理解できますが、安全を最優先にして釣りを楽しみ、たくさん釣って帰って頂きたいものです。(数時間後風が強くなったためテントは畳んだようです。)

またこの日は、小さなお子様を釣れた家族が入れ替わり立ち替わりで空いた釣り場所へ入って来ました。微笑ましいことですが、私が移動して入ろうとする釣り場所に先に入られるので、私が移動を繰り返して最良の釣り場所に入るという策略は砕かれました(笑)

この誤算の結果、私は最初に竿を出した釣り場所から移動することなく日没を迎えましたが、何とかアオリイカのゲットには成功しています。(ほぼ運だけど…)

実釣録

釣場に到着して取り敢えず竿を出した場所は、車を駐車した位置のすぐそば、港内へ向けて釣りをする場所です。あまりいい場所ではありませんが、目の前10mほどの場所にはアオリイカが好んで潜む海藻が茂っています。

この海藻があると時々、アオリイカが群れで泳いでくることがあるので港内でも釣れる可能性は十分にあります。早朝からこの場所の並びで釣りをしていた釣人に挨拶すると、早朝に2kgの大型アオリイカが1匹釣れたということ。

この日の潮汐は大潮であり、満潮時と干潮時の海面の高低差が大きく潮の動きが速いという特性があります。

潮の動きが速いとアオリイカのように良く泳ぐ種類の生物達はより長距離を移動し、食欲も旺盛になるので良く釣れるという、釣りにとっては好条件となる潮汐です。

上の方で書いた”誤算”により釣り場所を移動できなかったことは間違いないのですが、この日の潮の状況からすると港内でも十分に釣れる可能性があるため、最初に竿を出した場所で粘ってみるのも悪くないという判断をしました。

ただ、防波堤から外海に向かって釣る事には相当の未練はありましたが…。

釣り環境データ

この日の潮汐アプリを引用して、私が考えたこの日の特性を紹介します。

  • 天候(晴れ)
    前回は曇りで甘く見ていたら、顔が日焼けで大変なことになっているので帽子は必ず持っていく(笑)
  • 風(弱い)
    問題ない。ただし、海の釣りでは海が穏やか過ぎると魚が警戒して釣れなくなるため、風も波も弱すぎる条件でも釣りにはあまり良くない。
  • 潮汐(大潮)
    満潮時の海面の高さが非常に高く、干潮時の海面の低さも非常に低い。このことから満潮時と干潮時の間の潮の流れが非常に速く、アオリイカが活発に泳ぎまわり釣れるチャンスは大きい。

    • 1回目の干潮31cm(10:59)
      • 釣場へ到着した頃は海水面が非常に低いため釣れる可能性は低い。
      • 海藻に仕掛けが引っ掛かる可能性は大きくなっている。
      • ゆっくり準備をして釣り始める頃には干潮から満潮に潮の流れが切り替わる、魚がよく釣れるタイミングにはなるが、海水面が低すぎるため昼過ぎまで釣れる可能性は低いだろう。 
    • 満潮160cm(17:13)
      • アオリイカの釣りは、満潮になる直前と、満潮から潮が引きだす時が一番釣れるタイミング。日没前後の良く釣れるタイミングと重なり、たくさん釣れる可能性がある。
      • 昼前の現地到着から釣りを始めると、干潮から海水面が上がり始め、12:00以降からは暗くなるまで釣れる可能性が大きい。
    • 干潮48cm(23:12)
      満潮以降、完全に暗くなるまでは十分に釣れる可能性がある。
  • 日出(05:01)
    この日は昼前からの釣りなので考慮せず。
  • 日没(18:38)
    真っ暗になる19:30頃過ぎに釣りを終了する。照明道具を忘れずに持っていく。
  • 月齢(27.8)、月出・月入(04:16・16:55)
    新月期であり、夜間に月明かりがない。この潮汐で満月期であれば夜間によく釣れる期待ができるが、この日は月明かりがないため夜間に釣れる期待はできない。

釣りの成果

港内に向けて竿を出し、まったりとした時間が流れていく中、昼過ぎからは防波堤から外海に向かって釣りをしている方々からは1時間に2~3回ほどアオリイカが掛かった歓声が上がっています。

ただやはり海面が低く海藻に仕掛けが引っ掛かるのか、取り込みには至らず逃げられてしまう事が多いようですが、時間がたつにつれ取り込みに成功する釣人も増えてきました。

このような状況だと港内ではイカが釣れないような気がしてくるのが普通ですが、私のようなポジティブ思考の人は下の図のように考えます(笑)いや真面目な話、アオリイカは群れで泳いで回っているので、下図のような想像が出来るのです。

アオリイカが群れで泳いでくる経路の想像図

右の防波堤の先端付近でイカが釣れ始めたのが14:00頃。更に1時間経った15:00頃、アオリイカが泳いで回ってくることを期待していた私と、隣で釣っていた同行の友人に同時ヒット!

二人で同時にイカと勝負ということになりましたが、ここでたまたま家族釣れで釣りに来ていた別の友人が取り込みなどを手伝ってくれて無事にアオリイカをゲット!

この時期のアオリイカにしてはやや小さいですが、800gサイズ。この日は暗くなるまで粘りましたが、この1匹のアオリイカのみで終了となりました。

外海方向へ竿を出す場所で釣っていた釣人は、満潮後の18:00頃に爆釣ラッシュをしていました。うらやましいな~(笑)

アオリイカを釣った後のこと

ではここから、アオリイカを釣った後に私がやった事を紹介していきますね。特に捌く事や料理するのは決して上手ではないので、あくまで経過として参考程度に。

アオリイカを締めて持ち帰る

アオリイカを釣ったらまずはその場で締めます。目の上の神経を片側ずつ締めると真っ白になるので上手く締められているかはその場で判断できます。

イカの胴体表側の真ん中の下に突き出たような部分がありますが、右目の上付近から下の画像の黄色い矢印のようにピック等を刺して締めます。

右半分を締めた状態。画像の右下に写っている工具のような物が「イカ締めピック」

1回刺しただけでは上手く締められない場合は、白くなるまで何回か探って締めれば大丈夫です。同じように左半分も締めます。

全体に上手く締められた状態

全体が上手く締められたならば、ビニール袋やジップロックなどに入れ、氷で冷やしたクーラーボックスで持ち帰りましょう。

アオリイカを捌く

何度も言うようですが、私は捌くのは苦手なのであくまで経過記録の参考程度にして下さい。

  1. まずはイカの表側の胴体部分に包丁を入れます。皮のすぐ下に軟骨がありますので、軟骨を切らないように気を付けます。軟骨を切ってしまい、軟骨の下にある墨袋を傷つけてしまうと、イカ墨だらけの大惨事になるのでご注意を。

  2. 胴を開き、胴の下から軟骨を抜き出します。
  3. 目の上の部分を握るようにして下に引っ張り、内臓を引き出します。この際、赤丸の部分に墨袋があるので破らないように気を付けましょう。
  4. 胴体部分から内蔵を引き抜いたら、内臓から墨袋を細心の注意を払って取り外すのですが・・・
    私は失敗してイカ墨だらけの大惨事してしまったので画像はなしです。何度も言いますが私は捌くのがヘタなんです!(笑)
  5. 墨袋を丁寧に取り出すのを失敗したあとの胴皮、軟骨、胴体と内蔵の部分に分けた状態が下の画像です。
  6. 内臓を完全に取り外し、胴体部分を更に上胴、目、下足(ゲソ)、クチバシ(イカの口)の部分に分けます。目の上と下に包丁を入れるだけなので簡単です。このあと料理に使うのは、上胴と下足(ゲソ)だけです。クチバシはうかつに扱うと手に刺さって怪我をしますのでご注意を。
  7. 上胴の部分には肝が入っています。肝は下の画像の茶色っぽい部分ですね。今回は下の写真のクチバシ以外を全て料理していただきます。料理と言ってもバターと醤油で炒めるだけですけどね(笑)
  8. では胴皮の部分を捌きましょう。イカを捌くのにちょっと大変なのがこの胴皮部分です。何が大変かというと、薄皮を剥がすのが結構面倒臭いです。下の画像は表側の写真です。
  9. 上の写真の胴皮部分をひっくり返して裏側にして、耳(エンペラという。横についているヒラヒラ部分)を取り外す準備をします。
  10. 裏返したら、胴体と耳の境界部分に親指の爪を強く押し込み、矢印の方向へ滑らせると胴皮から耳を分けることができます。
  11. 胴皮から耳を取り外したのが下の画像です。
  12. 耳の裏表両側の薄皮を剥ぎ縁の筋の部分を包丁で切り落とします。反対側も同じ処理をして細めの短冊切りにし、刺し身でいただくとコリコリとした食感で最高です。
  13. 耳の部分を外した胴皮部分は、表面の皮を胴体の中心線に簡単に剥ぐことが出来ます。下の画像の状態から下から上または上から下のやりやすい方向へまとめて剥ぐことが出来ます。
  14. 表の皮を剥いだら、裏返して更に薄い内側の皮を丹念に剥ぎ取ります。これが一番手間のかかる作業ですがコツは、
  • キッチンペーパーか乾いたタオルで水気を取りながら剥く。
  • 途中でちぎれてしまったら、キッチンペーパー等で薄皮の縁をこすってめくり上げるようにしながら剥いでいく。

ここまで出来たら最後に赤丸で囲んだ部分は、皮がしつこく残るし食感も悪い部分ですので包丁で取っちゃいましょう。

これで捌き作業完了です!
綺麗な白い身を見ると達成感がありますね(笑)
墨袋を破いてしまったまま作業すると、食欲をなくすくらい見た目が悪くなるし台所も大変なことになるのでくれぐれも慎重に。

私も今回墨袋を破いてしまっていますが、墨を撒き散らす前に慎重に処置しましたので何とかダメージは最小限にとどめています。服やまな板にイカ墨が付いてしまうと強力付着してしまって落ちませんよ。

アオリイカを食べる

今回は料理と言っても大したことはしていません。胴皮部分や下足などは子供も大好きな「バターしょう油炒め」にし、耳の部分と胴皮部分の一部をお刺身にしていただきました。

個人的な好みもあるかもしれませんが、炒め物や揚げ物などの加熱系の調理は釣ったその日に食べるのが新鮮プリプリで美味しいと思います。

お刺身は盛り付けてから一晩、冷蔵庫で寝かせてから食べると、甘みが増して美味しさが増しますよ。

注意事項としては、イカにはアニサキスという寄生虫が付いていることがあります。成虫は目に見えますし、包丁で切ってしまうと大丈夫なんですが、どうしても気になる方は一度冷凍してから調理すると心配はなくなります。

もちろん加熱調理する場合は問題ありません。生で食べる時だけは注意しましょう。

まとめ

今回の記事では釣ることよりも捌くことがメインの記事になっていますが、前回の記事と併せて読んで頂くと、”釣りの計画~釣り方~締め方~捌き方~食べる”の一連の流れで参考にして頂けると思います。

捌き方もあまり細かな内容ではありませんが、大体こんな感じで捌けば普通に料理することが出来ます。所詮、身内で食べるものですので、だいたい捌ければ見た目が少々悪くても楽しく美味しくいただけますので、どんどんやってみるのが良いでしょう。

この記事の最初の方にもリンクを貼っていますが、前回の記事であるゴールデンウィーク1回めのヤエン釣りに関する記事も是非見てみて下さい!

ゴールデンウィークは大型アオリイカ釣りを楽しむ!人込みを避ける釣行計画とは?ゴールデンウィークがやってきました! 私はここ数年、家から1時間ほどで行ける釣場で、イカとの駆け引きがスリリングなヤエン釣りをすること...

ちなみに前回釣れた大物アオリイカは、近所の友人に頼まれていたので差し上げました。私は捌くのが好きではないので、いつもは釣った魚は人にあげてしまいます。

今回は妻からの「たまには食べようよ。」のLINEでの指令があったので持ち帰ることになり、今回の記事とさせていただきました。

また他の魚でも捌く機会があれば記事にしてみたいと思います!

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