結び方(ノット)

【SCノット】PEラインとリーダーを結ぶ、簡単・最強と名高いノットをイラストで紹介!

SCノットとは、ショックアブソーブド・キャプテンノットの略で、10年ほど前に新潟の遊漁船「アシストクラブ金進丸」の船長さんが考案したという新しいノットです。

主にジギングなどの太めのラインシステムを組み時には、FGノットのような編み込みが必要なく簡単で強度もFGノットよりも強いというデータもあるということで、「最強ノット」とも言われています。

私見ではありますが、0.8号以下のPEラインで結ぶと「すっぽ抜け」しやすいことから、あまり細いPEラインとリーダーの組み合わせには不向きであると私は思っています。

しかし敢えて細いラインでも「すっぽ抜け」しないようにするための巻き方のコツを強調し、背景など余計なものがないというメリットがあるイラスト形式でじっくりと結び方を練習できる記事にしました。

SCノットの一番のメリットは、「簡単」であることにつきます。よって釣り場での「結び直し」に適しているため、覚えておいて損はないし、しっかりと確実に結べるようになれば大変重宝します。

確実に結べるようになるためには練習と実践、そして練習のためにはこの記事のようなイラスト形式が見やすいと思いますので、是非活用して頂ければと思います。

SCノット図解

①リーダーに折り返したPEラインを重ねる

PEラインを「赤」、リーダーを「青」のラインとして説明しています。

折り返したPEラインの端末を「3~5cm残るように・・・」とイラスト内で説明していますが、これは②項以下の作業でのリーダーへの「巻きつけ」作業後の長さを予測してという意味です。

またPEライン単線で残す端末の長さは、最後にハーフヒッチやエンドノットを行うことも踏まえ、ケチらず長めに残すのが良いでしょう。

リーダー端末の残す長さは、「締め込み」で若干短くなる事を予期することと、今回の説明では手順の中に入れていませんが、「焼きコブ」を作るのであればこれに必要な長さを残しておくようにして下さい。

「焼きコブ」は、余ったリーダーをカットする前に焼く人とカットしてから熱した金属工具で溶かす人など個人のやり方があることと思いますので明記していません。

この各ラインの端末を残しておく尺度は、練習して自分なりのものを覚えて下さい。

②リーダーにPEラインを巻きつける-1

折り返してリーダーに重ねたPEラインをリーダーの裏側から返します。

③リーダーにPEラインを巻きつける-2

再び表側から折り返し、「巻数」を1回カウントします。この時、PEラインがリーダー上で重ならず、きれいに整頓しているように丁寧に巻くことが大切です。

④リーダーにPEをラインの太さに応じた巻数で巻きつける

上記②~③の手順を繰り返して所望の巻数を巻きつけます。

私がお勧めする巻数の基準を掲載しておきます。他サイト等の情報より多目ですが、これくらい巻かないと私はすっぽ抜けの不安があります

PE太さ(号数) 推奨巻数
4.0号以上 20~25回
3.0~4.0号 25~30回
1.5~2.0号 30~35回
1.0~1.5号 35~40回
0.8号 40~45回
0.6号以下 45回

⑤折り返したPE端線の輪にリーダーを通す

⑥締め込むための準備

この時、PEを液体で湿らせると次の締め込みの際にやりやすくなります。ドラッグストアなどで手に入るワセリンはペースト状ですが空気に触れると液体となり、潤滑剤としてよく使用されます。

また釣り専用としても、「PEライン締める液」という商品もありワセリンなどと比べるとやや高価ですがお勧めできます。

PEラインの締め込みを潤滑するためのもの

⑦3方向へ形を整えながらゆっくりと締めていく

PEラインを十分に湿らせた後、形を整えるように丁寧に締め込んでいきます。

この時、PE本線と端末の2本を一緒に引っ張るのが基本ですが、形が綺麗に整わずに締め込めない場合があります。そのような場合は、2本一緒に引っ張っていたPEラインを本線または端末の1本ずつ分けて引っ張り、形を整えていくと上手く締め込んでいけます。

⑧形を整えながら締め込んだ後、しっかりと締め込む

⑨締め込みの完了した状態

締め込みが終わり、上手くいくと下図のような状態になっています。図では少し短めに描いていますが、PEラインの端末はもう少し長めに残っている方がこの後のハーフヒッチなどがやりやすいでしょう。

⑩摩擦による結合を補強するためのハーフヒッチ

⑪しっかりと固定するためのハーフヒッチとエンドノット

上記⑩の手順がリーダーとPE本線の2本を巻き込んでハーフヒッチを行うのに対し、この手順⑪ではPE本線のみ巻き込みを行います。

⑫リーダーの端線をカット

しっかりと締め込みが出来ていれば必要ありませんが、リーダーの端末をカットする前後に「焼きコブ」を付ける場合はやっておきましょう。

「焼きコブ」は「すっぽ抜け」を完全に防止するものではありませんが、「焼きコブ」で持ち直して抜けそうな状態になっていることに気付けば、ラインを結び直すことで「すっぽ抜け」を未然に防げる可能性があります。

⑬完成

まとめ

SCノットについて私の経験を踏まえて紹介しました。SCノットはジギングなどの比較的太いラインシステムでは「簡単」「高強度」ということで最強と言えます。

しかしライトタックルでは特に慣れないうちは、FGノットに比べてすっぽ抜けが多いことは知っておくべきでしょう。

この記事でのリーダーへの推奨巻数は他のサイト等の情報より多くなっています。しかしこの巻数で上手く出来ない場合はFGノットに切り替えるか、強度を犠牲にしたもう少し簡単なノットに切り替えることを考えましょう。

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