三重のアオリイカ釣果2019!春イカをゲットする仕掛けと釣り方!

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10連休というこれまでにない大型連休だったゴールデンウィークも終わり、2019年の春イカシーズンも落ち着いてきましたが、皆さんのアオリイカの釣果はいかがでしょうか?

私のアオリイカの釣果は2回のヤエン釣り仕掛けで2杯、以前記事でも紹介しました。

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私の寂しい釣果はともかく、今年の三重県全般での春イカはどうだったのか?!釣果情報と私の周囲の釣人の釣果を紹介し、5月中旬現在までの傾向をまとめてみました。

是非これを参考に来年の春アオリイカの攻略と、これから来る秋イカシーズンの参考にしてください!

目次

三重県全般の釣果

今年の春イカ全般の釣果の印象は、

  • 数は標準、良く釣れている場所と調子が悪い場所はある。
  • 小型サイズ(1kg未満)が主流でポツポツと良型が釣れる。
  • 外海側の良型は2kgクラスが良く釣れる。
  • 湾内の良型は例年に比べても外海側に比べても大型(2.5~3kgオーバー)が釣れている。

なんと言っても今年のアオリイカ釣果の特徴は、外海より内海の方が大型が釣れていることでしょう。特に内海側で3kgオーバーが釣れているのを聞いたのは、私は初めてです!仕掛けはいずれもヤエン釣り。

内海側として釣れているは全体の数は、志摩半島のような外海側よりは少ない印象です。これは、外海側のほうが県外からの釣行者が多く、ネットなどの情報が出回りやすいという事情からかと思われます。

どうしても見劣り感はありますが、ポイントを熟知している釣人は良い思いをした方が多いのではないでしょうか。

志摩半島

志摩半島は、尾鷲や熊野との方面分けでも良かったのですが、より細かな場所分けで仕掛けや釣り方と併せて紹介します。

波切方面

ゴールデンウィークまではあまり良くなかったですね。私が知っているアオリイカ釣りの大御所は、「さっぱり」だとおっしゃっていました。

他県からの釣人の数が多いというのは、今年に限ったことではありませんが、アオリイカを狙った釣人に限らず、ファミリーフィッシングで訪れる方も多いので混在必至ですね。

夜釣りができるので、アオリイカを腰を据えて狙うなら仕掛けは「ヤエン釣り」がお勧めですが、ゴールデンウィーク間はヤエン釣りでもイカをゲットできない方が多かったようです。

ランガン(車で移動しながら短時間の釣りをする)のエギンガー(エギというルアーで釣りをする人)での釣果は例年良くないので、今年は更に厳しかったのではないでしょうか。

ゴールデンウィーク中よりも、5月中旬以降からの方が調子が上がってきているようです。梅雨に入るまで釣れそうな雰囲気です。

片田方面

片田はハズレはないといったところですが、今年は他県からの釣人で溢れかえっていました。このためか、この釣り場はヤエン釣りに向いている釣り場なのですが、今年はランガン(車で釣場を移動して釣りをすること)のエギンガーが入れ替わり立ち替わりという状況が目立っていました。

海藻の根が多く、エギでは釣り難いのにエギングをする人が増えたため、例年よりはアオリイカの釣果が目立っていませんが、ほぼ例年と変わらない好調さという印象です。

特にゴールデンウィーク中は新月の大潮で、この大潮後も好調だったのですが、先日の満月の大潮以降は更に調子が上がってきているようです。

ただし、休日は相変わらず人が多いですね。

和具方面

和具はテトラ越しの釣りとなるためエギングがメインの釣り場ですが、今年はあまり釣果の情報が入ってきません。片田や南伊勢の釣果が目立ち、釣人がそちらに流れているのかと思います。

和具方面は元々、朝夕のマヅメ時にアオリイカの釣果が集中する傾向があるので、ひょっとしたら私が把握していない釣果が出ているのかもしれません。

御座方面

御座方面も例年並みでしょう。釣り場が狭い割に多くの釣人が訪れるので、タイミングが良くないと釣り場所が確保できません。

ここは例年並みとはいえ、潮の状況が釣れる状況に合っていないと全く釣果がないという「当たり外れ」がある釣り場でもあるので、釣り場所が確保できても必ず釣れると言い切れるものではありません。

南伊勢

宿田曽方面

 宿田曽では私はあまり釣果を出していなくて相性が良くないので行きませんが、私の友人が一人で行って朝マヅメ一投目に800gのアオリイカを1匹釣っています。夕マヅメまでやってその1匹きりでしたが。

志摩や他の南伊勢方面に比べて、例年も派手な釣果を聞くことはありませんが、釣り場所の環境が良いので家族連れやテントを持ち込んでのキャンプ感覚で釣りを楽しむ常連が多い釣り場です。

皆さん腰を据えて時間を掛けて釣りをするので、そこそこの釣果は出ている印象ですが、短時間で安定した釣果が期待できる場所ではありません。夜釣りで一晩中やれば、回遊してくるアオリイカが立て続けに釣れることもあるようです。

阿曽浦方面

阿曽浦は腰を据えればなかなかの釣果が期待できる釣り場です。私は阿曽浦で釣れなかったことはありません。

護岸工事があり、釣り場が変わってからはアオリイカのヤエン釣り仕掛けでの釣果が低迷したため、私の釣行は志摩方面がメインになりましたが、最近はまた調子が上がって来ているようです。

ただ以前に釣れていたポイントは駄目で、ちょっとずらした場所に新たなポイントが出来ているようですね。

今年はゴールデンウィーク前半に私の知り合いが2.5kgを釣り、それを聞いた友人が釣行して3.2kgというモンスターサイズを釣り上げています。以前は2kgを超える大型が釣れることはまず聞きませんでしたので、今年の内海側の好調さを代表するような出来事です!

浜島方面

浜島は、県外からの常連者のメッカではないでしょうか。対岸は志摩半島の御座になるので、内海ながら外海のような釣果が期待できます。ただし、内海側の絶好調さに比べると例年並みという印象ですが、安定した釣果が期待できる場所であるとも言えますね。

釣り場所は人も多いですが、新しいアオリイカの墨跡もたくさん残っているので、ヤエン釣り仕掛けで夜の釣行をすればかなり良い釣果が期待できると思います。

常連のヤエン釣り仕掛けの方とランガン(車で釣場を移動して釣りをすること)のエギンガー(エギというルアーで釣り方をする人)が共存する釣り場です。シーズンを外れると人っ気がまったくなくなるので分かりやすい釣り場ですね(笑)

贄浦方面

今年好調な場所の代表です。阿曽浦では大型のアオリイカ釣果の情報があることを紹介しましたが、贄浦方面は安定した釣果が出ている場所です。

ゴールデンウィーク前から、秋イカのような小型サイズが上がっており、近年のパターン乱れの影響が今年の春シーズンには良い方向に現れたような感じになっています。

私の友人もランガン(車で釣場を移動して釣りをすること)で探っていますが、贄浦周辺は好調であることを良く聞きます。ヤエン釣り仕掛けでもハズレはないし、エギングでの釣り方でも期待ができる釣り場でしょう。

有名なポイントは「学校裏」ですが、釣り場が狭いので常に釣人が入っている状態ですね。

錦方面

アオリイカ釣りではあまり聞かない場所ですが、ポイントを知っている方はコンスタントに釣果を挙げている釣り場です。船でのエギングの方が有名でしょうか。

残念ながら具体的な釣果情報がないので何とも言えませんが、内海側の好調さからは期待できるものと思います。

釣り場所の具体的なポイントが分かりづらいので、しっかりと事前調査が必要でしょうし、漁船と漁船の間から釣りをするような場所もあるので、漁師さんのご迷惑にならないようにしなければいけません。

尾鷲方面

私は観ていませんが、ある釣り情報番組で紹介されていたらしいですね。エギングでの釣り方で釣果が期待できる場所が多い方面です。

到るところにポイントがあるのでランガン(車で釣場を移動して釣りをすること)するのが良いでしょう。

釣れている場所はアオリイカの墨跡が残っているのですぐに分かりますが、エギを投げる方向によって釣れる釣れないの結果が左右されるので、初めて行く場合は広範囲に探ってみることをお勧めします。

熊野方面

例年通り好調です。鬼ヶ城の地磯や七里ヶ浜の灯台突堤が有名ですが、有名ポイントは釣人も多いので、釣り場所の確保が難しいかもしれません。

ちょっとシーズンから外れても釣れる、アオリイカ釣りのメッカなので、釣り場所が空いているようであれば釣果が期待できると思います。

海水温の変化の影響を一番最初に受けてしまう方面ですので、海水温情報を確認してから釣行すれば更に釣果が得られる可能性は上がるかもしれません。

もちろん、海水温をチェックした結果、

  • 一週間以内に2度以上の海水温の変化がある場合
  • 16度以下に海水温が下がった場合

は好調が続いていてもパッタリと釣れなくなったりしますので、データの分析に精通した人向きの釣り場かもしれませんが、それにしても良く釣れると思います。

私の知り合いはエギング一本の釣り方で、一年を通してアオリイカを狙って釣果を得ているようです。

鬼ヶ城などの磯に入る場合には、フローティングベストなどの安全装備を必ず装着しましょう。

ヤエン釣り

ヤエン釣り仕掛けでのお勧めは、

  1. 片田方面
  2. 波切方面
  3. 阿曽浦方面
  4. 贄浦方面
  5. 熊野方面
  6. 尾鷲方面

になるでしょう。

梅雨に入る前に私が釣行するとすれば、阿曽浦で一晩粘るか、先の記事で紹介した釣行計画で片田方面に行きます。

エギング

エギングでの釣り方では南伊勢方面、できれば紀伊長島から志摩半島の御座にまでランガン(車で釣場を移動して釣りをすること)することをお勧めします。

1箇所で腰を据えてエギングをする場合は、

  1. 熊野方面
  2. 和具方面
  3. 尾鷲方面

になりますが、私なら串本へ行きます。(三重の釣果情報ではなくなってますね、すみません(笑))

釣れている実績エギは下の2つです!実績カラーのムラムラチェリーはネットでも在庫が無くなっいるようですね。

以下の各リンク先の検索窓に「ムラムラチェリー」と入力すると、在庫があれば表示されるので参考にしてください。(5月26日現在、amazonでは7月の予約納品となっていますので注意してください。)

また、「エギ王K」のリンク画像は2.5号サイズのエギですが、実績エギは3.5~4.0号なのでこの点にも注意をお願いします。

釣具店で見つけたら必ず手に入れておきましょう!

まとめ

2019年ゴールデンウィークを中心に、5月の春の大型アオリイカの釣果情報を紹介しました。この記事を書いている間にも、新たな釣果が出ているかもしれませんし、すべての釣果情報を確認出来ているわけではありません。

なお、噂程度の情報なので上記の記事本文中には書きませんでしたが、南伊勢方面では4kgのアオリイカが釣れたという噂があります。

仕掛けや釣り方の情報も不明ですが、このサイズのアオリイカが釣れるのは串本方面でしか聞いたことがなかったので、単なる噂なのか真実なのかは不明です。

地元の釣人としての印象が主になりますが、良いことばかりの情報で空振りばかりしていた経験上から現実的には紹介できているとは思います。

新たな釣果情報や、この記事の修正情報などがあれば、「お問い合わせフォーム」で教えて頂ければ幸いです。

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